『有頂天家族』を読んで
『夜は短し歩けよ』以来で久々に森見登美彦作品に手を出しました。
ヒジョーーーに感動しました!物語そのものも感動の対象でしたがそれ以上に森見登美彦のストーリー構成のうまさが存分に発揮されている作品です。全ての伏線が回収されていく様が綺麗です。プロの伏線回収人かよ!
結末が爽快でした。あーもう無理だと思ったところから一気に下鴨家の反逆シーンは気持ち良かったです。ディズニーシーのショー『ファンタズミック』の軽快な曲調に変わってアースラーがやられていくシーンを彷彿とさせました。あんなに気持ちいいシーンありますか?いいえありません。
まぁこれは読み終わってから気づいたんですがもしかしたら本で見るより映画版で見た方が臨場感もあって面白かったのではないかという事です。地上波で放送があったらぜひ見てみたいと、思いますが。
↓こちらが文庫版
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