【感想】お金の流れでわかる世界の歴史を読んで

 

先日、お金の流れでわかる世界の歴史を読了しました。この本では富、権力、経済の変遷と共に世界の歴史を追っています。

 

最も印象的で作者が繰り返していたのが

納税!

についてです。栄える国家と、すぐ衰える国が税の回収出来具合によって異なると作者は主張しています。長期間栄える国は納税システムが優れており、軍事力の増強に充てる資金が潤沢であるという特徴があります。納税システムが腐敗するか否かは徴税請負人が腐敗しないことが必要条件です。アンパンマンが世の中を平和にするには新しい顔を投げるバタコさんの投球力が必要なのと同じです!

 

これらは現代にも通じていて、改めて納税の重要さや意義について考えさせられました。国を動かす税についてどんな種類があるのか、それによってどのような所が潤うのかなど今後も学んで発信していきたいと思います。